ひと往来
竹の優しい音色 秋に披露

 竹で作った楽器を演奏するユニークな「竹の楽団」を結成した竹原市のNPO法人「ネットワーク竹原」理事長の佐渡泰さん(41)(竹原市小梨町)=写真=は「竹で奏でる優しい音色で多くの人を魅了させたい」と今秋のデビューを目指している。
 竹原青年会議所のメンバーとして祭りなどのイベントの企画を担ううちに「街の活性化には様々な団体を結びつける懸け橋役が必要」と実感し、昨年七月にNPOを発足させた。江戸時代の建物が残る町並み保存地区(同市本町)の空き家を買い取って芸術家にアトリエとして開放するなど、まちおこしに一役買う。
 「竹の楽団」結成も佐渡さんならではのアイデア。呼びかけに集まった約二十人とともに練習に励んでおり、今秋にあるライトアップ事業「憧憬の道」で成果を披露する予定だ。「頼まれた訳ではありませんが僕も本気になってやってます。竹原が、ここに住む人たちが好きなんですね」
(読売新聞2004.6.20)